楽天ふるさと納税は、楽天が運営するふるさと納税サイトです。楽天市場内に併設されています。ふるさと納税サイトの比較では必ず名前があがる有名サイト。楽天ポイントによる高還元率とバランスのいい品揃えが人気です。

定期的に行われるスーパーセールやお買い物マラソン、ブラックフライデーなどのイベントを活用することで、お得にふるさと納税の寄付をすることができます。この記事では、ふるさと納税サイトの中でも人気が高い楽天ふるさと納税の活用法についてご説明します。

ふるさと納税のお得の指標「還元率」とは

還元率とは、その返礼品の市場価格と寄付金額の割合で計算するふるさと納税独自のお得の指標です。以下の計算で出しています。

例えば15,000円で売られている掃除機が60,000円の寄付金額で提供されていたら15,000 ÷ 60,000 = 25%の還元率ということになりますし、65,000円の寄付額で提供されていたら5,000 ÷ 65,000 = 23%の還元率となります。

つまり還元率が高いほどお得、と言えるのです。

↓還元率でみるとお得な返礼品はどれ？さまざまなサイト横断で価格調査をした還元率ランキングはこちら！

楽天ふるさと納税の還元率は？

楽天はとにかく返礼品の品数が豊富で、肉や魚などの生鮮食品、米などの還元率は他サイトと比べても高い傾向があります。

楽天ふるさと納税の人気ランキングTOP10!

ただ、楽天の場合は楽天ポイントによる還元が一番のウリです。返礼品そのものの還元率に加えて、カードやセールイベントを活用することで実質的な還元率はさらに高くすることができます。

ポイント還元で、実質的にはさらにお得

楽天ふるさと納税は、条件次第では寄付金額の30.5％ものポイントがつきます。条件の内訳は以下の通りです。

楽天会員1％
SPU（スーパーポイントプログラム）【最大15.5倍】+14.5％
「お買い物マラソン」「楽天スーパーセール」【最大11倍】+10％
勝ったら倍キャンペーン【最大3倍】+2％
毎月5と0のつく日【最大2倍】+2％
39キャンペーン【最大1倍】+1％

SPUというのは、楽天のサービスを利用すればするほど、もらえるポイントが増えるプログラムです。
勝ったら倍キャンペーンは、楽天イーグルス・ヴィッセル神戸が勝った翌日にポイントが増えるキャンペーン。2つのチームが同じ日に勝利するという仮定で考えると、全て達成すれば30％のポイントをもらうことができます（現実的には難しいですが）。
ただ、10％程度のポイント還元であれば、日ごろから生活サービスを楽天に揃えている人の場合はそれほど難しくはありません。

楽天ふるさと納税を利用するメリットは？

楽天で買い物をするように簡単に寄付ができるのが特徴です。楽天が提携する自治体へ寄付をすると、寄付金額に応じて楽天ポイントが貯まります。楽天ポイントを貯める人にとっては嬉しい特典です。

また美味しくお得度が高いうなぎで有名な鹿児島県志布志市をはじめ、焼酎などが人気の宮崎県都農町や和牛の有名な宮崎県都城市などなど、約1,647の自治体を掲載。さまざな返礼品を見比べたいと思っている方も十分満足できる品揃えです。

ふるさと納税でも楽天ポイントがもらえる！

楽天は生活に密着したサービスを70以上も展開しています。その代表格が楽天市場です。同じ楽天IDで使えば使うほど、楽天ポイントをためやすくなっています。
もちろん、楽天ふるさと納税もそのひとつ。楽天ポイントを使って寄付できたり、寄付に楽天ポイントがついたりします。

楽天スーパーセールなどのお得イベントが豊富！

定期的に開催されるセールイベントを活用すると、通常よりもポイントが増量されたり割引価格で買えたりします。

例えば「楽天スーパーセール」では、セール期間に複数のショップで買い物をするほど倍率が上がり、1ショップ→1倍、2ショップ→2倍、3ショップ→3倍とポイント還元率が上がっていきます。

楽天スーパーセールであれば年4回、お買い物マラソンは毎月開催されます。また、楽天市場最大規模のイベント「ブラックフライデー」は年末に近い時期に開催されるので、ふるさと納税をするかしないかで悩んでいた人の背中を押す効果もありそうです。

ふるさと納税でたまったポイントは楽天サービスで利用可能

先に説明した通り、楽天はさまざまなサービスを運営しているので、ふるさと納税でたまった楽天ポイントで本を購入する…といったことも可能です。

楽天ふるさと納税を利用する最大の魅力は、楽天ポイントのたまりやすさ、使いやすさにあるわけですね。

楽天キャンペーンでのポイント還元の注意点

ポイント上限がある

楽天スーパーセールやお買い物マラソンなど、楽天のキャンペーンはお得なことがメリットの一つですが、注意しなければならないのがポイント上限。

以前まではポイント上限が10,000ポイントまででしたが、2023年現在のポイント上限は7,000ポイントとなっています。確実に損をせずポイントを貰うのであれば、ポイント上限にも注意しながら寄付したいですね。

楽天ふるさと納税、スーパーセールの活用法

楽天スーパーセールは、楽天市場で年に4回行われるイベントです。セール期間に複数のショップで買い物をするほど倍率が上がり、1ショップ→1倍、2ショップ→2倍、3ショップ→3倍とポイント還元率が上がっていきます。通常よりもポイントが増量されたり割引価格で買えたりするので「楽天スーパーセール」時にまとめて買うとお得です。

楽天スーパーセールではショップ独自のイベントやキャンペーンを行うことがあります。ポイントアップや数量限定の激安商品の販売などはチェックしてみることをおすすめします。

楽天スーパーセールはいつ開催？

楽天スーパーセールは年4回、3月・6月・9月・12月の3ヶ月周期で開催されています。
近年はほとんどこのパターンなので、開催タイミングを逃さないようチェックしましょう。

楽天ふるさと納税、お買い物マラソンの活用法

「楽天スーパーセール」と同じく複数のショップで買い物をするほど倍率が上がります。「楽天スーパーセール」との違いは最大ポイント還元率は10倍までとなっており、11ショップ以上を利用しても10倍以上にはなりません。還元されるポイントの上限は7000ポイントまでです。

楽天お買い物マラソンはいつ開催？

「お買い物マラソン」は、ほぼ毎月開催されます。日にちについては不定期ですが、毎月開催されるので買い物の予定が立てやすいのがメリットです。

楽天ふるさと納税、ブラックフライデーの活用法

楽天市場のブラックフライデーとは

ブラックフライデーとは、アメリカの祝日「感謝祭(11月第4木曜日)」の翌日金曜日のこと。
アメリカのクリスマスセールの初日にあたり、多くの店舗が大型商戦をしかけて黒字を想起させることからブラックフライデーと呼ばれています。楽天市場内でもこの名を冠したセールが開催されるのです。

市場内の複数のショップで購入すると、ショップ数に応じて2倍、3倍・・・とポイント倍率がアップ。10ショップ以上で最大10倍になる仕組みです。もちろん、年末になると気になるふるさと納税での寄付も、ポイントアップの対象です。

また、ダーツくじなどでもポイント獲得のチャンスが。ブラックフライデー限定の目玉商品や、最大9,600円OFFになるクーポンが利用できるなど、さまざまな特典が用意されています。

今年のブラックフライデーはいつ開催？

昨年は11/22(火)20時～11/27(日)1時59分まで開催されました。今年も11月に開催される見通しです。
年に一度しかない楽天最大級のお得イベントです。忘れずにチェックするようにしましょう！

楽天ふるさと納税のやり方・使い方

楽天ふるさと納税、寄付申し込みから返礼品受け取りまでの流れ

1.寄付先の自治体、お礼の品を探す
「楽天ふるさと納税」のトップページから、人気ランキングや商品ジャンル、金額や地域などから探すことができます。

2.寄付の申込みをする
返礼品内容などを確認し、「寄付を申込む」ボタンをクリック。

3.お礼の品を受け取る
寄付が完了すると、お礼の品が送られてきます。自治体との距離や生産状況にもよりますが、受け取りまでに1週間、長いと数か月かかることもあります。詳しくは各自治体のページから確認してみましょう。

4.寄附金証明書を受け取る
税金の控除を受けるために必要な寄付金証明書が送られてきます。

↓控除の手続きが分からない方はこちらもチェック

楽天IDやカードを作るとポイントが有利に

楽天ふるさと納税は、楽天に会員登録しないままでも利用できますが、楽天IDを作った方がお得です。楽天IDがあると寄付金額に対し1％の楽天ポイントがつきます。すでに楽天会員になっている場合は、特に新たな入力することなく、マイページ機能から寄付した自治体の数や金額の合計、自己負担額などを確認できます。

楽天ふるさと納税まとめ

楽天ふるさと納税のメリットはなんと言っても楽天ポイントが貯まること。掲載自治体数も多く、魅力的な返礼品も多数取り扱っています。

その情報の多さやイベントに慣れるまでは難しく感じることもあるかもしれませんが、コスパや節約重視の方には楽天ふるさと納税の利用をおすすめします。まだふるさと納税にトライしたことのない方も、この機会にぜひ寄付をしてみませんか。