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新ふるさと納税になって1週間。 | 編集長内田の目 2019年6月7日

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6月1日から新ルールが適用され、いわゆる『新ふるさと納税』が始まりました。

個人的にもどういう感じになるか想像がつかなかったのですが、一週間が経った今、なんとなくの所感を述べたいと思います。

新ふるさと納税が始まって、一週間。どう変わった?

まだある高還元率の返礼品。還元率の定義は自治体に任せられている?

還元率30%の定義はある意味自治体に任されている?

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還元率を三割以下にというルールが設けられていますが、やはりこの「還元率」という言葉の定義は曖昧なもの。

定価÷寄附金額で導き出される割合が「還元率」と呼ばれていますが、定価とは市場販売価格なのか、仕入れ値なのか。
そして市場販売価格も、一般的に買える価格なのか、特別に安いお店で買える価格なのか・・・・
その場合特別に安いお店で買える価格は一般的には分かりようがありませんよね。

ちなみに納税ナビでは、一般的に調べられる範囲の価格で還元率を出しています。

まったく同じ製造元で同じものをオンラインショップなどで販売している場合にはその価格を「定価」としていますし、
まったく同じものが無い場合は楽天やamazonなどからなるべく同じ地域、同じブランド、同じ量で計算しています。
家電だったらメーカー価格よりも価格COMなどから最安値を調べています。

このように「還元率」の定義はやはり曖昧で、たとえば自治体で作っているマンゴーなどは東京で買うには仕入れ値や移動費などで高くなりますが、
その土地で買うとそれがない分とても安かったりしますよね。(旅先の道の駅でよく新鮮な野菜を買い込んでしまいます)

なので結局6月になっても、”高還元率”と呼ばれる返礼品がまだまだ提供されているな、という感想です。
関東などではなかなか手に入らない自治体の特産品が、お得にゲットできる状況は変わらなさそうで一安心、といった所でしょうか。

高還元率の返礼品はいずれにしてもお早目に!

とはいえ、その辺りを総務省が今後また細かくルール化してくる恐れもないとは言い切れないので、ぜひお得な返礼品を見つけたらお早目に!

ふるさと納税ナビ 編集長
内田綾子(昔飼っていたジュウシマツの夫婦の相性がとてもよく、気づいたら15匹飼ってました)