【年収で変わる!】ふるさと納税の2019年控除限度額をチェック!

ふるさと納税で寄付したいけど、自分がいくらまで寄付できるのかわからない。
寄付をしても、いくら控除されるかわからない。
こちらのページでは、そんな疑問を解決できるように、個人によって異なるふるさと納税での寄付控除額についてご説明します。
自分がいくらぐらい自治体に寄付ができて、どのくらい控除されるのか、簡単に把握できますよ♪
寄附金控除の対象は個人住民税と所得税
ふるさと納税で寄附金控除される上限額は個人によって変わってきます。
そもそも、ふるさと納税で寄附金控除されるのは個人の住民税と所得税の一部です。
個人の住民税及び所得税の金額は、年収によって異なります。
その為、ふるさと納税で控除される額が異なるのも当然と言えますね。
寄附金控除の限度額は個人の収入と家族構成で決まる
家族世帯によっても控除限度額は異なってきます。
夫婦や子供一人、子供二人がいる場合などパターンは様々。
個人の年収と家族構成が控除限度額の決め手と言えますね。
年収は寄付年度の年収が対象
ここで注意したいのは、控除額は昨年の年収に基づくのではなく、寄付年度の年収に基づく、ということです。
たとえば、2019年に寄付する場合、控除額算出の対象となるのは2019年の年収になります。
年収が確定するのは12月、年度の寄付が終了するのも12月末日・・・
そう、寄付時には年収が確定しないので、正確な控除額が出すことができません。
つまり、寄付時には予測で控除額を出すしかないのです!
毎年同じ年収の方には問題ありませんが、年度によって所得が変わる方は要注意ですね。
寄附金控除額の計算式
自分の寄付金控除額がいくらになるのか、見てみましょう。ふるさと納税の控除には、以下の3種類があります。
1. 所得税の控除額
控除額 =(ふるさと納税額(寄附)- 2,000円)×所得税率(所得金額によって0〜45%)
※控除の対象となるふるさと納税額は、総所得金額の40%が上限
2.住民税の控除
控除額 =(ふるさと納税額(寄附)- 2,000円×10%
※控除の対象となるふるさと納税額は、総所得金額の30%が上限
3.所得税の控除特例
控除額 =(ふるさと納税額(寄附)- 2,000円)×(100% – 10%(基本分の税額控除)- 所得税率)
※この特例額が住民税所得割額の2割を超えない場合に限ります。2割を超える場合は下記の計算式になります。
控除額 =(住民税所得割額)× 20%
所得税率とは?
所得税率は、所得金額に応じて定められています。所得金額が低い場合は税率5%、そこから7段階にわかれており、所得が高いほど税率も上がります。上限は45%です。(平成26年分までは上限40%)
住民税所得割額とは?
住民税には、均等割(すべての人にかかる住民税。額は一律で決まっています)と所得割(前年の所得によって変わる住民税。その金額は下記の計算式で割り出されます)の2種類があります。
所得割額 =(前年の所得の合計額 – 所得控除額)× 税率10% – 租税控除
控除額シミュレーションを活用しよう
上記で説明した控除額の計算は複雑で難しいので、ふるさと納税サイトなどのシミュレーションページを利用するのがおすすめです。給与収入額と家族構成を入れるだけでふるさと納税の上限額がわかるので、さっそく試算してみてくださいね!
寄附金控除額は早見表でも確認可能
年収\家族構成 | 独身または共働き | 夫婦または共働き +子供一人 (高校生) | 共働き+子供一人 (大学生) | 夫婦+子供一人 (高校生) | 共働き+子供二人 (大学生と高校生) | 夫婦+子供二人 (大学生と高校生) |
---|---|---|---|---|---|---|
300万円 | 28,000円 | 19,000円 | 15,000円 | 11,000円 | 7,000円 | - |
325万円 | 31,000円 | 23,000円 | 18,000円 | 14,000円 | 10,000円 | 3,000円 |
350万円 | 34,000円 | 26,000円 | 22,000円 | 18,000円 | 13,000円 | 5,000円 |
375万円 | 38,000円 | 29,000円 | 25,000円 | 21,000円 | 17,000円 | 8,000円 |
400万円 | 42,000円 | 33,000円 | 29,000円 | 25,000円 | 21,000円 | 12,000円 |
425万円 | 45,000円 | 37,000円 | 33,000円 | 29,000円 | 24,000円 | 16,000円 |
450万円 | 52,000円 | 41,000円 | 37,000円 | 33,000円 | 28,000円 | 20,000円 |
475万円 | 56,000円 | 45,000円 | 40,000円 | 36,000円 | 32,000円 | 24,000円 |
500万円 | 61,000円 | 49,000円 | 44,000円 | 40,000円 | 36,000円 | 28,000円 |
525万円 | 65,000円 | 56,000円 | 49,000円 | 44,000円 | 40,000円 | 31,000円 |
550万円 | 69,000円 | 60,000円 | 57,000円 | 48,000円 | 44,000円 | 35,000円 |
575万円 | 73,000円 | 64,000円 | 61,000円 | 56,000円 | 48,000円 | 39,000円 |
600万円 | 77,000円 | 69,000円 | 66,000円 | 60,000円 | 57,000円 | 43,000円 |
625万円 | 81,000円 | 73,000円 | 70,000円 | 64,000円 | 61,000円 | 48,000円 |
650万円 | 97,000円 | 77,000円 | 74,000円 | 68,000円 | 65,000円 | 53,000円 |
675万円 | 102,000円 | 81,000円 | 78,000円 | 73,000円 | 70,000円 | 62,000円 |
700万円 | 108,000円 | 86,000円 | 83,000円 | 78,000円 | 75,000円 | 66,000円 |
725万円 | 113,000円 | 104,000円 | 88,000円 | 82,000円 | 79,000円 | 71,000円 |
750万円 | 118,000円 | 109,000円 | 106,000円 | 87,000円 | 84,000円 | 76,000円 |
775万円 | 124,000円 | 114,000円 | 111,000円 | 105,000円 | 89,000円 | 80,000円 |
800万円 | 129,000円 | 120,000円 | 116,000円 | 110,000円 | 107,000円 | 85,000円 |
825万円 | 135,000円 | 125,000円 | 122,000円 | 116,000円 | 112,000円 | 90,000円 |
850万円 | 140,000円 | 131,000円 | 127,000円 | 121,000円 | 118,000円 | 108,000円 |
875万円 | 145,000円 | 136,000円 | 132,000円 | 126,000円 | 123,000円 | 113,000円 |
900万円 | 151,000円 | 141,000円 | 138,000円 | 132,000円 | 128,000円 | 119,000円 |
(2019年1月現在も上記の数値に変更はありません。)
独身、共働き、子供がいる場合と、寄附金控除額が細かく分かれていますね。
例えば、年収300万円でも3万5千円寄付ができます。
年収200万円台でも2万円ほど行うことができ、お米やお肉のお礼の品ももらうことができますよ♪
アルバイトの方で年収100万円程でも5000円〜1万円を自治体へ寄付が可能。
5000円〜1万円の自治体への寄付で野菜や果物などお礼の品がもらえるのは嬉しいですね!
独身で年収が高いほど寄附金控除額も上がる
独身と共働きとでふるさと納税額が異なるのは、共働きの場合、別で住民税の控除が行われるからではないでしょうか。
独身で年収が高ければ高いほど住民税の納税金額が高くなるため、同時に寄附金控除額も上がることになります。
年収1000万円以上では数十万円の寄付が可能に
年収1000万円で17万6千円、年収1600万円で42万円と寄付金額も高額に!
40万円の寄付だと人気のvaioパソコンにも寄付ができ、羨ましい限りですね・・!
限度額を超えた寄付は控除されないので注意
ただ、寄附金控除の限度額を超えた寄付は控除されず、自己負担になってしまいます。
早見表から自分の年収と比較しいくらまで控除されるのか、
あらかじめ限度額を確認した上で寄付をすることをおすすめします♪
調べた限度額から返礼品を探す
寄附金控除額の早見表から限度額が分かったところで、早速ふるさと納税で申し込める返礼品を探してみましょう!
編集部のおすすめ返礼品
日本旅行ギフトカード 寄附金額20,000円~2,000,000円 還元率50%
還元率50%という大人気の日本旅行ギフトカード。日本旅行の全支店や特約店などで、旅行代金、宿泊代金、航空券や鉄道切符などの購入に使用できる商品券。旅行好きな方への贈答用や、お祝い、お礼の品としても喜ばれる人気の商品券です。
有効期限がないので、返礼品を迷っている方もとりあえず失敗を恐れず寄付出来るところもおすすめですよ。
その他の高還元率な商品券は以下のページでご紹介しています。
ジャンルから返礼品を探す
ふるさと納税の返礼品で特に人気のある「パソコン」「商品券」「家電」など人気の返礼品を、お得度が分かる指標「還元率」と共にジャンルごとにお探しいただけます。
ジャンル | 主な返礼品 | 還元率 | 寄付金額 |
---|---|---|---|
パソコン | VAIO | 19%~28% | 140,000円~550,000円 |
自転車 | Cocci Pedale | 37%~50% | 118,000円~120,000円 |
電動自転車 | YAMAHA | 37% | 275,000円 |
カメラ | リコー | 28%~41% | 70,000円~450,000円 |
掃除機 | 日立 | 26%~27% | 20,000円~400,000円 |
炊飯器 | 象印 | 20%~28% | 30,000円~280,000円 |
家電 | SHARP AQUOS | 18%~27% | 95,000円~300,000円 |
腕時計 | SEIKO | 21%~39% | 160,000円~900,000円 |
金券・商品券 | 日本旅行ギフトカード | 40%~50% | 20,000円~2,000,000円 |
旅行 | Peach航空券 | 22%~50% | 35,000円~160,000円 |
お米 | コシヒカリ | 31%~52% | 10,000円~100,000円 |
お肉 | 佐賀牛 | 24%~136% | 6,000円~1,000,000円 |
ビール | プレミアム・モルツ | 47%~52% | 10,000円 |
ワイン | ボルドー五大シャトー | 40%~70% | 10,000円~250,000円 |
うなぎ | 三河一色産うなぎ | 30%~49% | 10,000円 |
魚介 | ズワイガニ | 30%~68% | 10,000円~30,000円 |
フルーツ | アールスメロン | 31%~55% | 10,000円 |
野菜 | 白石産 泥付きれんこん | 50%~63% | 5,000円~8,000円 |
加工品 | 最上の手延べそうめん | 32%~38% | 10,000円~12,000円 |
お菓子 | 抹茶バウムクーヘン | 26%~58% | 5,000円~10,000円 |
布団・寝具 | エアウィーヴ | 31%~49% | 100,000円~414,000円 |
家具・インテリア | エヌフレーム | 34%~45% | 59,000円~1,000,000円 |
寄付金額から返礼品を探す
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欲しいものが見つかったら・・・
①実際に寄付してみましょう
寄付にはインターネットを使ったふるさと納税サイトからの寄付が一番のおすすめです。会員登録なく寄付まで進めるサイトもあります。支払い方法と配送先の住所を記入したら寄附完了。簡単なんです。
②自治体へワンストップ特例制度の書類を送ろう
ワンストップ特例制度とは、年間で5自治体までの納税であれば、確定申告を行わなくてもふるさと納税の寄付金控除を受けられる仕組みです。
大体のふるさと納税ポータルサイトでは、納税手続きの中に「ワンストップ特例制度を希望する」という確認項目があるので、そちらでチェックを付けます。
その後ポータルサイトがワンストップ特例制度の簡単な申込方法を細かく指示してくれますし、納税先の自治体からもワンストップ特例制度の書類が送られてくることもあります。
あとはそちらの指示に従って書類を書いて投函するだけ!意外に簡単なんですよ。
自分はワンストップ特例制度が使えるのか、また上限などそれぞれの条件や詳しい方法はこちらの記事をご覧くださいね。